ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経障害・スポーツ障害】

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栄養のしくみ(栄養と代謝)13

栄養のしくみ(栄養と代謝) 13
【ビタミンDと肝油】

(ビタミンDの機能)


私たちの骨の大事な

材料であるカルシウムと

リン酸は、食べ物に

含まれています。


れらを腸の粘膜から

吸収するには、ビタミンDの

助けが必要です。


ビタミンD自体も食べ物に

含まれていて、腸で吸収

されます。


ビタミンDが不足すると、

骨の材料が得られない

ことになります。


とくに成長期の子どもの

骨の成長に大きな障害が

起こり、これをくる病と

いいます。


かつて食糧事情が悪かった

日本では、ビタミンD不足で

くる病になる子どもが多く出て

問題となりました。

その対策として行われたのが、

小学校での肝油の配布です。


肝油とは、クジラの肝臓から

取った脂で、この中に脂肪性

ビタミンであるビタミンDが

たくさん含まれていました。


ただ、脂を飲むだけでは

子どもは嫌がりますので、

甘いゼリー粒になって

毎日1粒ずつ配られました。


実は、親がお金を出して

買っていたのですが、

当時の私はこれが楽しみで

仕方ありませんでした。


「もっと食べたいな一」と
熱望していました。


ビタミンDは肉や魚の脂身に

多く含まれているので、

現在の日本で不足することは

ありません。


ただし、食物からとる以外に、

皮膚に蓄積しているコレステ

ロールから日光の紫外線の

作用で合成される分もあります。


それで、「あまり日光に

当たらないとくる病になるよ」

と、外遊びの嫌いだった私は、

子どものころ親によく脅かさ
れていました。


でも今は、紫外線はお肌の大敵、
皮膚ガン発症の可能性もあると
かで、むしろ浴びない方がいい
そうです。


日光に対する考えも
時代によって変わるようですね。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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