ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経障害・スポーツ障害】

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栄養のしくみ(栄養と代謝)⑨

栄養のしくみ(栄養と代謝)⑨
【エネルギー切れ】

(交感神経とショック)


当時、女子マラソンの

高橋尚子選手がオリンピック

代表選考レースで敗れ、

残念ながら京行きを

逃したことがありました。


ヒザの手術の影響も

あったようですが、

スタート後に体が思うように

動かなかったようです。


レース後のインタビューを

見て、思いのほか元気な様子で

安心したことを覚えています。


高橋選手はレース中、

不調になりトイレに

駆け込んだようです。


急な便意は副交感神経が

緊張しているために

起こります。


おそらく、副交感神経の

緊張による軽いショック
状態となっていたと

推測できます。


ショック状態とは、

血圧が下がって血液循環が

悪くなることです。


これでは、体が思うように

動くわけはありません。


レース前の高橋選手の様子を

見ると、少し体を絞りすぎて

いるように見えました。


極端に脂肪がなく、長距離を

走り抜くだけのエネルギーの

蓄積がなかったのでは

ないでしょうか。


ケガを乗り越えてのレースは、

いや応なしに緊張します。


緊張は交感神経を働かせますが、

交感神経はエネルギーの消費を

高めます。


そのため、スタート後の

早いうちに少ないエネルギー

蓄積を使い果たし、血糖が

下がってしまったのでは

ないでしょうか。


血糖が下がると、初めは

交感神経が緊張しますが、

そのうち脳の働きが弱くなり、

ショック状態になるのです。



日本の女子マラソン選手は

体を絞りきった人が多い

ようですが、エネルギー切れに

なりやすいのでは、と心配して

います。


体重が
軽いとスピードが出るのかも

しれませんが、やせすぎは禁物だと

思います。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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