ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経障害・スポーツ障害】

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ごはんを食べるしくみ(消化器系)13

ごはんを食べるしくみ

(消化器系)13

【下痢、止める?】
(下痢の意味)


夏は食中毒が多くなります。


あるいは、夏バテや

冷たいものの食べすぎなど

胃腸の調子そのものが

低下します。


こういうときには下痢が

起こります。


食べ物は、腸の中で

消化作用により細かく

分解されてから、体の中に

吸収されます。


食物の中に有害な細菌や

毒物などが含まれていると、

それを吸収してしまう恐れが

あります。


そこで、食べ物が腸内に

到達したときに、有害物の

存在を察知し、有毒物質を
内容物とともに一気に排除

します。


これが下痢です。


吸収する前に排除するので、

食物の水分や加えられた

消化液も一緒に出て、

水のような便になります。


ですから、下痢は有毒物質を

含んでいるので、出すべきで

あると考えた方がいいのです。


一方、たくさん食べすぎた

ときには、腸が食物を処理

しきれず下痢になります。


冷たいものを食べすぎた

ときには、冷えで腸の働きが

低下して処理しきれなくなり

下痢になります。


下痢は病気の症状として

重視されていますが、病気が

なくても下痢は起こるわけです。


下痢は人に備わった正常の

反応なのです。


というわけで、むやみに

下痢止めを使うのはむしろ

逆効果で、病気を長引かせ

事態を悪化させる可能性が

あります。


そうはいっても、下痢が何回も

起こって便ではなく、透明に

近い消化液がそのまま出て
いる状態になると、体が

水分不足になってしまい危険な

状態になるので、下痢は止め

なければなりません。


下痢は止めなければならない

ときと、止めてはいけないときが

あります。


どうすればよいか、やはり医者に
相談してください。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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