ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経障害・スポーツ障害】

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ごはんを食べるしくみ(消化器系)④

ごはんを食べるしくみ

(消化器系)

【おなかいっぱいで幸せ!】
(血糖と満腹感)


おなかいっばいごちそうを

食べる一。


誰もが感じる幸せな瞬間です。


みなさんは、「おなかいっばい」

の「おなか」はどこのことだと

思いますか?


ふつうは胃のことだと考えて

差し支えありません。


つまり、胃にいっぱい食物が

入ったら、満腹感を感じるの
ですね。


では、空っぼの胃に大量の水を

飲んだら満腹感は感じるので

しょうか?


答えは「ノー」ですね。


おなかいっぱい水を飲むと、

おなかが張って苦しいばかり

です。


満腹感には幸
福感が伴っていますが、

水の場合は幸福感がないのです。


幸福感を伴う満腹感を感じる

場所は、実は胃ではありません。


頭のちょうど中心ぐらいに

位置する視床下部という脳の

一部分にある満腹中枢という

場所が満腹感を感じるのです。


食べ物に必ず含まれる糖分が

体に吸収されると、血液中の糖、

つまり血糖が上昇します。


血糖の上昇は満腹中枢を

刺激するので、満腹が得られる

のです。


では、血糖が上昇すれば、

おなかがいっぱいにならなくても

満腹感を感じるのでしょうか?


答えは「イエス」です。


たとえば、手術で胃を取って

しまった患者さんは、食事を

すればやはり満腹感を感じます。


つまり血糖が上昇することが

満腹感に重要で、胃がいっぱいに

なっているかどうかは関係ない

のです。


そこでヒントを一つ。


残業をしているとき、おなかが

すいて集中力を欠くようなら、

ほんの少しのチョコレートが

おすすめです。


空腹感が癒やされ、集中力が

復活します。


残業終了後に夕食をとっても、

そんなにカロリーオーバーには

なりません。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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