ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経障害・スポーツ障害】

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息をするしくみ(呼吸系)①

息をするしくみ(呼吸系)①
息ができることは、生きている

という安心感につながります。


たとえば、水にもぐって息が
できないという状況になった

ときに、人はかなりの緊張感を

強いられますね。


息ができないことに恐怖すら

感じるのです。


ところが普段は息をしている

ことすら忘れるぐらいスムーズ

です。


何気なく息をすることはすごい

ことです。


【息をするわけ】
(内呼吸)


人はいつも息をしています。


亡くなってしまうことを

「息を引き取る」と表現する

ように、息をすることが生きて

いる証拠と考える人がほとんど

でしょう。


では、なぜ息をしなければ

いけないのでしょうか?


息、つまり呼吸は、体内に酸素を

取り入れるための行為だという

ことはみなさんご存じですね。


体に酸素が必要なのは、体中の

細胞がエネルギーを得るために

酸素を消費しているからです。


酸素を使ってエネルギーを得る

のは、物を燃やすことに

そっくりです。


燃料は栄養素、代表的なのは

ブドウ糖です。


でも、体の中で火が燃え盛って

いるわけではありません。


ブドウ糖は細胞の中で、酸素を

利用して少しずつ分解されて、

その際にエネルギーが取り出され

細胞で利用されるのです。


こうすると、細胞の中に燃え

カスができます。


実はその燃えカスが二酸化炭素と

水なのです。


このうち水は細胞にとって必要な

ものですからそのまま利用され

ます。


しかし,

二酸化炭素は不必要なもの、

いわばゴミなので、これは細胞の

外へ出さなければならないのです。


こうして、細胞から血液に

ゴミ出しされた二酸化炭素は、

肺から体外へ吐く息に乗って

出てゆくのです。


もし、ゴミ出しをしなかったら、

大変なことになりますよね。


息を止めていると苦しくなる

理由は、酸素が足りなくなる

より先に二酸化炭素が体にたまる

ことが原因なのです。


こうして考えると、息は吸うだけ

でなく、吐くことも大切なこと

だとわかります。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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