学校でも家でも勉強するとき
片手ではペンを持ち
もう片手では教科書をおさえたり

両手を使って学習をするのが基本的な姿勢です。

今の時期は寒いので手を膝の上に置いて
おくこともあるかもしれません

でも、子どもの中にはこうした動作が
そもそも苦手な子がいます。

「手の位置なんて人それぞれ」
と思いませんか？

でも実はこの手の位置、
子どもの傾向を把握する上でも
学習を促すうえでも欠かせないポイントです。

基本的に両手を使って学習しない子は
処理速度がゆっくりだったり
動作の獲得が不十分だったりすることがあります。

だから本来、前のページを参照すれば
分かるようなことも

こうした動作がないために
まず前のページを参照しない

ということがあります。

結果的にパッと目に入った情報だけに
頼って答えようとしてしまうんですね。

ただ、客観的にみるとこの動作は
「やる気がない」ように見えてしまいます。

本来はやり方が分からないだけなのですが・・・。

お子さんは両手を机の上にあげて勉強できていますか？
その様子を見て「しっかりしなさい！」とだけ
言ってしまったことはありませんか？

もともともの機能に苦手さがあるかもしれません。

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