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発達に遅れがあるかも?実年齢より2歳低いと評価されたら

現在は知能検査だけではなく発達検査と
呼ばれる検査もあります。

発達指数はDQと呼ばれ、様々なところで
このDQを目にするようになりました。

そこで今回はDQについて
ご紹介していきます。


◇「いつまでたっても言葉遣いが悪い」発達の遅れがあることに気づいたとき

小学2年生のUさんは汚い言葉をよく使い、家族や周囲を困らせる
ことがよくありました。

「いつか言わなくなるだろう」と見守っていたものの、
その言動はなかなか収まることがなく

心配になったため、発達検査を受けました。

◇発達は個人差があって統一できないんじゃないの?
発達には個人差があって数値化するのも難しいように
思えるかもしれません。

実は人の発達には一般的に通過する発達の段階があります。

乳幼児健診、3歳児検診、就学前検診はその意味で
発達過程を評価するための検診です。

また、思春期や成人期、更年期など
一般的に知られている時期的な段階もあれば

エリクソンという学者は
「それぞれの発達に応じた乗り越えるべき壁」のような
段階を示しています。

つまり、生活や育ちや夢中になっていることで個人差はあっても
段階は多くの人にやってくる

というのが発達です。

◇DQの数値が低いとどういわれる?

DQは発達指数ですから、現時点で何歳程度の
発達過程にあるかを知ることができます。

100を基準として評価していくのがよくある検査です。

DQの数値が低い場合は発達がやや遅かったり、
獲得すべき技能や考え方が身についていなかったり、

少し実年齢に比べてゆっくりであると言われることが多いです。

◇発達速度は速くできる?
発達速度はそれこそ個人差があるところではありますが、
基本的に無理にはやめようと思って早められるものではありません。

ただ、発達速度が遅いからと言って必ずしも
その先の学習が難しいかと言われるとそうではありません。

ここに、学校での生活上の困りごとが生まれます。

◇周りは待ってくれない!学校の支援級や通級を上手に使って学習を進めるために

学校は同年齢の集団が作られますから、発達が遅れていたとしても
その発達速度に応じた学習を提供してくれないことがほとんどです。

ですが、発達はゆっくりであっても進行します。
そのため「今はできなくてもやがてはできるようになることもある」
と考えることができます。

ですから通級や支援級、交流級で勉強に取り組んで
おくことは先を見据えたうえでも大事なことです。


◇でも、何から始めたらいいか分からない!

発達指数は主に運動や社会性を評価されますが
知能にも発達段階があります。

そのため2つ下の学年の勉強ならできる
具体的な事柄なら学習できる

無理に詰め込まれてしまったり
何もしないでいるのが不安だったり

このようなことがあれば
まずはお気軽にご相談ください。
https://kouyusya.com/contact/




https://www.charlotte-kodomo.com/column/hattatsu_kensa.html

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