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ADHDの子の計算練習の進め方!技能と操作に分けて練習する理由
発達個性があるお子さんのうち
ADHDのお子さんは継続的に作業
するのが苦手です。
本来はワーキングメモリといって
「今自分が何をしているのか」
「つぎに何をすべきか」
ということを頭の片隅に
置きながら作業しますが、
この
頭の片隅に置く
ということが難しいのです。
そしてその難しさにも一人ひとり
強度に個人差があります。
だからADHDの子たちは
なるべく直感的に、正確に
計算ができるように
技能演習
が大事になってきます。
もちろん足し引きの考え方のように
数的操作の考え方も必要ですが、
これがいっぺんにあたえられてしまうと
分からなくなってしまいます。
継続的な処理が苦手だと
(8+4)×3のうち何度繰り返し
ても×3を先に計算してまったり
約分を忘れてしまったりということがある。
また、もともとの言葉の定着が弱い子だと
計算中にそもそも何をしているのかが分か
らなくなってしまうことがある。分数の計
算をしていて約分を教えていても、今目の前
で実際に自分が行っている操作が約分であるということを忘れてしまう。
このとき必要なのは手続きを1つずつに区切って練習することです。
算数にとって技能訓練は、その子の勉強を
育てる良い方法の1つです。
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