これまでにも漢字についてはたくさんの相談を
いただきました。

もともと漢字が苦手な子が多かったので
漢字が得意な子に出会う機会が少なかった
のですが、


最近めちゃくちゃ漢字が得意な子に
出会いました。ASDの子です。


言語の発達水準が非定型なため勉強も
遅れがちでしたが、
漢字練習はなんなくこなせますし、類推もできます。


この子にとっては漢字は
絵のように覚えられるので得意なんですね。

同じように同時処理的な
イメージ把握が得意な子は漢字が得意です。


反対に漢字が苦手な子は
やはりこのイメージの把握と定着に
弱さがあります。


また、関連性をもたせて覚えたり
読み方を考えたりするのは苦手です。


でも、イメージはいわば頭の中でその字形を
思い出せるかどうかです。


このイメージをつくる練習が
漢字上達の道でもあります。


イメージをつくるためにどんな
方法があるかというと、


漢字パズルを使ったり
イラストから覚えたりとありますが、
それらはきっかけにすぎません。


一番はしっかりと文字をそのまま
イメージさせることです。


関連性を持てるとさらに覚える質も
変わってきます。


ポイントは
イメージの形成と
関連性

連想ゲームなどを通して漢字練習
するのも１つの方法です。