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悪目立ちする?行動ばかりに注目すると疲弊する理由

集中力がない
落ち着きがない
忘れ物が多い

何かにつけてうまくいかない行動が目につく子たち。
どれか1つでも解決したいと思いつつ、なかなか思うようには分かってくれませんよね。

そうしているうちに「なんだか疲れてしまった」ということありませんか?

それは行動に注目しすぎていることが原因かもしれません。


◇ABAで注目された「行動への注目」

ABAとは応用行動分析のことです。
子どもの行動ときっかけに注目して
行動の修正をはかる方法です。


ABAでは行動を、個人と環境の相互作用
の結果であるととらえています。


◇行動に着目し続けることの難しさ
発達特性があるお子さんはたくさんの
行動特性を持っています。

・集中力が続かない
・気が散って手遊びを始めてしまう
・話を聞いていない
・こだわりがあってなかなかいうことを聞かない


など、日常生活での行動をあげると実は
きりがありません。


これらに対して1つ1つ対処するのは
大変ですよね。


改善すべき行動がたくさんあるように
見えてしまうからです。

あまりにも多い行動特性は、
その1つ1つに改善をはかる
ことがとても難しく感じられるのです。


そういうときこそ目を向けてほしいのが
その行動をもたらしている「根っこ」です。

◇根本に目を向けることで楽になることも

ADHDの根本は「注意」にまつわるものであり
ASDの根本は「こだわり」にまつわるものです。

お子さんの行動の1つ1つは、実は根っこが
同じであることが多いです。


例えばADHDは「注意」が根本ですから、
・注意を向ける
・注意をしやすくする
・注意を限定する

これが対応のベースとなります。


また、ASDは「こだわり」が根本ですから、
・こだわりポイントを共有する、共感する
・徐々にならす
・パターンを増やす

こうした方法がベースとなります。


◇行動だけではなく時には根っこに立ち返ることを

行動を気にしだすときりがなくなってしまいます。
あのときはこういった、このときはこうだったなど、
これが行き過ぎると環境ごと、セリフごとに判断を
しなければならなくなってしまいます。

これではとても対処しきれなくなってしまいます。

だから、ときどき根本に立ちかえって
見てください。


勉強を教えていても同じです。
根本が分かれば、柔軟に対応できる
ことも増えていきます。


お子さんの勉強やこれからのことについてお困りですか?それでしたらお気軽にご相談ください。
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