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これがADHDのストロングポイント!?褒めて伸ばすためのポイント3つ

毎日一緒に生活しているとどうしても
子どもの悪いところばかりが気になってしまい
ますよね。

強みを伸ばしてあげたいと思ってはいるけれど、
その強みが見えてこないこともあります。


今回はADHDの子のストロングポイント、
強みを3つご紹介します。


ストロングポイント①発想が豊かである
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ADHDの子は言葉が身についてくると、
関連性のあるキーワードや出来事を関
連づけて発想するようになります。


そのため発想が豊かであると言われています。

この発想の豊かさはアイディアマンとしばしば
言われることがありますが、


アイディアを形にするための計画性や構築能力
が彼らの苦手とするところです。


豊かな発想は賞賛しつつ、
それらを形にしていく計画性・構築・組み立て
の手立てを学習するのが良い強化となります。
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ストロングポイント②話すことが得意である
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言語処理能力の高いADHDの子たちは
興味関心がある分野については知識が豊富であり、
それらを語るときに情熱的に語ることができる子がいます。


その話しぶりは自信にあふれているため、こうした
話題の提供の仕方は上手です。


反面、語彙数が足りなかったり言語処理能力
が低いとこれらのことを語るのは難しくなります。


ただ、熱心にその分野のことに長けようとする
意思はあるため、多くを語らずとも人に伝えた
い意志は持っています。


また、話が分散してしまうため会話に自ら区切
りを入れることが難しい場合もあります。


会話のきれいな完結の仕方を練習することで、よ
り人をひきつける話し方を身につけることができ
ます。
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ストロングポイント③同時処理的、マルチタスクができる
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1つのことに落ち着いてはいられない
ものの、いくつか取り掛からなければ
ならない作業があると断続的にそれら
をこなしていくため、マルチタスク的
に作業をこなしていくことがあります。


学習においては1つの科目を徹底して
やるのではなく、いくつかの科目を断
続的に繰り返していくスタイルが良い
ですし、合間にコミュニケーションを
はさむと継続的に学習が続きます。


マルチタスクが活きるのはあくまで
大きいタスクフレームがある場合です。
料理ではシンプルな手順が求められる
よりも、いくつかの作業を求められる
ほうが得意かもしれません。


部屋の片付けは順序だててやるよりも
断片的に気になるところをこなしてい
くほうが得意です。

手順どおりにすべてをこなすことは難し
く独自の手続きで進めるため、間違いや
ミスが多くなります。
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どんな側面も一長一短がありますね。
ただ、失敗してしまうことが多い子たちですから、
こうした側面をあえて長所として伝えて
おくのは効果があるかもしれません。

お子さんを観察して、このようなことがないか
ぜひ観察してみてください。

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