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メールマガジン バックナンバー
少しでも覚えていることを褒めてあげることは全体を理解しようとすることにつながる
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漢字の成績が悪い
英単語を正しく覚えられていない
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それはもしかしたら子ども自身がアウトプットをセーブしているからかもしれません。
こんばんは、発達個性育成講師の水野です。
今回は「アウトプットの重要性」についてご紹介します。
漢字練習をしているとこんなことがあると思います。
・字が汚い
・バランスが悪い
・一部間違っている
こうした字を見ると心配する気持ちもあってついそのことを注意してしまいますよね。
このとき子どもは何を考えるでしょうか?
子どもは「少しでも間違えたらよくないから間違えるくらいなら書かない!」と考えていることがあります。
つまり、正しく思い出せないならいっそ書かないほうが良いと判断していることがあります。
そうすると本来なら書けているはずの漢字や文字でも、完璧に思い出せないから書かないということになります。
これが少しもったいないなと思うのです。
実際、僕が教えている生徒には「確かに完ぺきではないが書こうと思えば書ける」というお子さんがいます。
一部間違っていることはあるけれど、それでもゼロよりは良い。
そうして間違っても良いという前提でまずはたくさん漢字を書いてもらいます。
すると意外にたくさん出てきます。
確かに字がアンバランスなこともあるので思わず「もうちょっと丁寧に・・・」と言いたくなることもありますが、
この自然な状態で書けるというのがないとそもそも書くということをしません。
正しくアウトプットしなければならない。
だから一部だけ間違っているなら書かない。
これは計算であっても英単語であっても同じです。
そうすると自然とアウトプットの量も減ってしまいます。
だから、特に発達個性があるお子さんは仮にその字がアンバランスであってもアウトプットの機会を
持ち続けることが重要です。
まずは一部であってもアウトプットしてもらうこと。
そんなことがもしかしたら学習効果を高めるためのきっかけになるかもしれません。
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