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発達凸凹の子は「なぜ?」という質問に弱い??ASDから見る「因果関係構築」の大切さ
・発達に凸凹がある
・うまく話がかみ合わない
・国語の読み取りが苦手
それはもしかしたら、因果関係の構築がうまくできていないからかもしれません。
発達個性がある子がつまずきやすい因果関係とは???
こんばんは、発達個性がある子に学習指導をしている水野です。
今回は「因果関係」についてご紹介したいと思います。
つい先日授業していたところ
ある男の子の絵を見ながら生徒に「これは今どんな気持ち?」と尋ねると
「笑っている」と答えてくれました。
続いて「じゃあ、なぜ笑っていると思う?」と尋ねると
「笑ってる」と。
発達個性があってこうした因果関係を結ぶのが難しい場合
「おいしいものを食べたから元気になった。」のように因果関係を結ぶのに苦労します。
もともとASDの子は出来事や気持ちを分けて考えるため、連続した関係性を見つけるのは難しい傾向にあります。
そのためこうした因果関係に難しいことがあります。
では、どうしたらその因果関係を作れるようになるのか。これにもステップが必要です。
まずはじめは大人が自ら「○○だから△△」と伝えてあげことです。
そして実際に同じことを繰り返してもらいます。
少し時間のかかる方法ですが、こうすることで出来事と感情がセットになっていることを理解していきます。
逆にこの気持ちと出来事が一緒にならないと、自分の心理的な変化に弱くなってしまうので、
自己認知を進めるためにも
こうした因果関係に注目してみてくださいね。
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