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メールマガジン バックナンバー
子どもは自分の脳の状態に無頓着である。ハマりすぎると知らずに蝕まれる視野
こんばんは。
発達専門講師の水野です。
僕は中高とゲームが好きだったのですが、
今では卒業し滅多にゲームをしません。
やりだすと止まらなくなることが分かっているんですね。
そんな中、ふと思い立ってスマホゲームに手を出してみたところ思わず1時間もやり続けてしまいました。
1時間ならまあ大丈夫かな、と思ったのですが
そのあとが大変です。
スマホゲームならではの
終わったあとの視野の狭さを感じました。
視点は動かず同じ地点を見つめながら同じようなことを繰り返す。
楽しんでいるうちは気づかなかったのですが、
終わってみるととても窮屈に感じました。
さて、何が言いたいかというと
ゲームが悪ということではありません。
こういうことに子どもはやはりまだ気づきません。
ハマってるときはものすごく楽しんでいますが、
終わってみると実は結構ストレスになってたということがあるのです。
よく「好きなことは何?」と聞くと
「ゲーム」と答えが返ってきますが、やはり接する時間の長さがそうさせているのかなと思います。
こだわりやこうした集中思考が高い子は一層のめり込んで気づかぬうちに相当なストレスを感じているかもしれません。
好きなことはやらせてあげたい、でも
過ぎたるは及ばざるがごとしです。
ゲームしたあとのリラックスタイムを取ることを忘れず、1時間ゲームしたらその後1時間は液晶から離れて生活するのはとても大切ですね。
過集中になる前にコントロールする大切さをぜひ
教えてあげてください。