プラタナス学習塾・家庭教師

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普通の塾では受け入れられない?その子にあった特別な教え方が必要な理由

こんにちは。
一人ひとりの個性に合わせた学習指導講師の
水野です。

連日夏期講習で、今日も午前から授業でした。

教えていながら
「これは普通の塾だと厳しいだろうなぁ〜」と

思うことがよくあります。

普通の塾でも丁寧に個別指導してくれたり、何度も繰り返し説明してくれたりすることはあります。

でも、中には
何度繰り返し説明してもできるようにならない子もいます。
これは教えている側には「さっき言ったばっかりだよね?」という憤りがありますし、
生徒は生徒で「さっき言ってたっけ?思い出せない、どうしよう」という落胆に繋がります。

粘り強く教えることはたしかに大事なのですが
次第に両者が疲弊しきっていくんですね。
すると
大量の演習と叱責だけが積み上がっていってしまう。

今日も似たようなことがありました。

わずか20秒前に説明した数学が一瞬で消え去り
「どうやるんですか?」と。
目の前のホワイトボードに書いてあるんですけれどね。

ところがこの生徒の場合は
「分からない」がクセのように条件反射的に出てくるんです。

それでは分かるはずもないですよね。

なぜなら

「そもそも考える時間を持っていない」からです。

だからこういう子には考える猶予を与えることが大事になってきます。

考えるのも
「今、何をすべきかを考える」ということであって実は「どう解くかを考える」のとは少し違います。

ただ、この気付きがないと
どんどん先に進んでしまい、先程のような両者の疲弊ばかりが募るので

このような気付きは実はとても重要です。

塾だと「分かっているか/分かっていないか」が判断基準になってしまい、
反応速度などは考慮に入れてくれません。

この辺が普通の塾との違いの1つではないでしょうか?

反応速度を視野に入れてこまめに注意を向けるようになっていくと、徐々に吸収量も増えます。

いかに学習に対する姿勢を作るか、

これがその子に合わせた学習を行っていく上での1つのポイントです。


勉強に関するご相談はこちらまで。
https://kouyusya.com/contact/

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