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「言葉が人を作る」語彙が極端になりがちな子

こんばんは。

僕は生徒にときどき「言葉が人を作る」という話をすることがあります。

どこか格言のようですがこれも実は発達に即して考えたとき、
彼らにとって大事なスキルになってきます。

生徒の中には
話がどうしても極端になりがちな子がいます。
そして極端であるのと同時に語い量が少なかったり語いが偏っていたりします。

すると自然と会話の内容もすごく漠然とした内容になっていったり自分でも何が言いたいか分からなくなってしまう
ことがあります。

また、「自分は○○だから」「自分は△△だから。」と自分を決めつけてしまう子も中にはいます。
一見すると自分と向き合っているようですごく良いように思えるのですが、何度も聞くうちに
二転三転してしまうのです。

つまり、「自分は○○だ。」ということが安定しないのです。そして強烈にそのことを信じてしまうために
なかなかその状態から抜け出せず、自分を追い込んでしまうことがあります。

本来は「自分は○○かもしれない。」「今回は~~だったな。」というように出来事や自分をそのときどきで判断できれば良いのですが
決めつけてしまうのです。

こうして考え方が偏っていくと人に対しても常に間違った見方しかできなくなります。

言葉は人を作る、そして言葉が人の認知を作ります。

発達は認知スキルや言葉と切り離して考えることはできません。

29日のK-ABCⅡ講座では認知の形とその影響についてお伝えできると思います。
ぜひご参加ください。
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