プラタナス学習塾・家庭教師

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

素直に「分からない」と言える関係を作るためには〜自分で考えさせることと、素直に分からないと言えるこ〜

こんにちは。

最近とある中学生の生徒が素直に「分からない」と言えるようになってきました。

よく

考えさせることが大事
間違ってもいいからやってみることが大事

と言いますが、

どうがんばっても

「分からない問題は分からない」ということもあります。

中学に上がると

自分で考えることが大事と言わんばかりに

「まず考えて」といわれたりますが、

考えても分からない問題は分からないのです。

それが

思考の整理ができていなかったらなおさらですよね。

それでも

「ちゃんと考えて!」

などと言われ続けるとどうなるでしょうか?

やる気をなくしてしまい

どう考えたら正解なのか分からなくなってしまい

結果

先に進めなくなる

こんなことがあるのです。

例えば集中できない子は

「学校の授業で習ったでしょう。思い出しながらやってみればできるよ」

と言われても

そもそも学校の授業が入っていないことが多いです。

家ですべてを教え直す必要があるかといえばそうではないのですが、

「分からないものは分からない」

ということがあるのも事実です。

だからこそ

「分からない」と素直に言ってくれることは

僕にとってはどこまで理解できているか

確認ができるので、

かえってありがたいのです。

だから「ありがとう。それでいい。」

と答えます。

自分で考えさせなくてよい

というのではありません。

ただ、自分で考えるためには

思い出すためのきっかけが必要だったり
解き方のヒントが必要だったり

するのです。

そのためにも

「分からない。」と素直に言える関係は大事です。

でも

分からないと素直に言えるどころか

「分からない!」と言って怒りに身を任せる子もいますね。

そんな子への対処してきた方法を

明日はお伝えしますね。

「分からない」と素直に言える関係づくり、できていますか?

問い詰めずに時間をかけて、「分からない」と言えるまで待ってみてください。

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する