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HSC(超・感覚過敏)だとどうなる?日常にはどんな影響が出る?

HSP/HSCという言葉を聞いたことがありますか?

HSPは
ハイパー・センシビリティ・パーソンの略で

HSCは
ハイパー・センシビリティ・チルドレンの略です。


相手の感情を必要以上に読み取ってしまったり
受け入れられない物事への拒否反応が高い

超・感覚過敏な人や子たちで
5人に1人の割合でいると言われています。

今回はHSC、子どもに焦点をあててご紹介します。

超感覚過敏の子の特徴を3つの領域に分けてご紹介しますね

≪生活≫
・騒音や雑音などの音が苦手
・においに敏感で強い刺激臭に耐えられない
・視覚が敏感で光の刺激に弱い

人一倍強く刺激を吸収するため、他の人が自然に過ごせる環境でもストレスを感じているかもしれません。

肌ざわりなども特定の肌触りが苦手、ということもあるようですね。

≪コミュニケーション≫
・相手の感情を必要以上に感じ取ってしまう
・相手の言葉の意図を大きく解釈してしまう

具体的な数値として確定することは難しいですが、
不登校や登校しぶりの原因になっているかもしれません。

HSCの子たちは感覚的に受け入れられないことが苦手で、
それは対人にも影響します。

僕の生徒でいうと1人は高齢者が写っている写真を見て
「こういうおじいちゃん・おばあちゃんが苦手」
という生徒がいました。

この話だけ聞くと
「なんて失礼な!」と思うかもしれません。

でも、いわゆる嫌悪刺激というのがはたらいて
ぞっとしてしまうんですね。

それはその子にもどうしたらいいかわからない反応であり、
今すぐ受け入れるというのは難しいことです。

これと似たようなことが
食器や共同管理している本、道具についてもいえるので、

人の触ったであろう何かに触れない

ということが起こります。

さきほどと同じように

初見では「なんて失礼な!」と思われてしまうのが多いのが
困ってしまうということですね。

HSCは感覚的な判断が優先して、
どれだけ頭では「掃除されているから大丈夫。」
と分かっていても

感覚的に拒絶してしまいます。

成長するにつれて消失していくこともありますが、

例えば特定に相手とであれば受け入れられる、
のように少しずつ間口が広がりやがては
受け入れられるようになることもあります。

一番は

「失礼な態度」


としてしまって強制してしまうと
不登校や登校しぶりにつながってしまう可能性があります。

コミュニケーションで疲れやすいことも特徴の1つですので

学校では
安全スペースを設けるなどし、休まる空間があると良いですね。

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