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思春期の子育ては何が難しい?自己意識の形成と社会との闘い
「思春期の子育てって難しい」
そう悩まれる保護者の方はとても多いと思います。
思春期は自己意識が芽生えていくと同時に、その自己が社会の中でどのように通用するのかをためす時期でもあります。
社会における自分の立場を確立するための時期
とも言えます。
今回は思春期の子育てとこだわり特性や衝動性がどのように思春期に影響を与えるのかについてラジオで水野の意見をまとめています。
https://stand.fm/episodes/6476b92482f2f5244444deca
20分弱あるため、要約しますね。
①思春期は誰もが通過する、社会と自分との接点を探し立場を確立させていく時期
②生活習慣が乱れることは基本的にはよくあること
③目に見えない、頭の中の整理のつかなさが周りから理解されにくい
④小さな友人コミュニティの中での「なんとなくな意思疎通」は分かりづらい
⑤複数のコミュニティがあるとさまざまな立場の自分を確立できるので良い
さまざまな社会課題と自分の能力との差を推し測るため自己肯定感が下がりやすい時期でもあります。
どんな分野であれ上には上がいるので本来は「自分のすべきこと、できること、やりたいこと」に集中できるのがベスト。
そのためには自分は自分のペースでよい、と周りの環境に流されずに判断できるしなやかさが必要です。
難しいのは
「ただ怠けているんじゃないか、という焦りや疑問をもってしまうこと。」
事実、ただ行きたくないだけのこともあれば生理的なけだるさが勝っていることもあるかもしれません。
学校で何か不利益に見舞われたかもしれません。
ココはあなたが対応を変えられる(チャレンジを提案する)
ココは周りからの不利益だから我慢する必要はない
とコミュニケーションをとりながら判断してあげられると良いですね。
ポジティブな自己イメージを持つためには
コミュニティに対するポジティブイメージやネガティブイメージも冷静に見られるようになることが大切です。