プラタナス学習塾・家庭教師

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与える言葉で障がいは個性に変えられる

こんにちは!

今日は少し遅くなってしまいましたが
メルマガをお届けします。

今日のテーマは

「言葉で個性は障がいにも個性にもなる」


というテーマでお届けします。


僕はお子さんたちに勉強を教えるようになってから

「一人ひとりを障がいではなく個性として表現する」

ということをずっと意識していました。

ADHDだから、ASDだから

という理由でその子を見ていくのは

とても失礼なことをしていると思ったからです。

言われて嬉しい気はしないですしね。

ですから一貫して

なんとか

「障がい名を使わずその子のパーソナリティを説明する」

ということを心がけていました。

また、7年前はもう1つのことを心がけていました。

それは

「能力と性格を分けて考える」

ということ。


当時は

忘れっぽくても性格が良ければ・・・
コミュニケーションが取れなくても笑顔でいれば・・・

というように

能力と性格が混同されていたのではないかと記憶しています。

でもこれって

危ないんですよ。

なぜって、

まず本人はそんなことを望んでいない。

彼らが欲しかったのは

「自分でもできるようになりたい。」
「自分でもできることがあると知りたい、自信を持ちたい。」

これは性格ではなく能力なのです。

だから僕は次に

「子どもたちにもちゃんと能力があることを知ってもらおう」と考えました。


そしてそのためにどうすればよいかを考えました。

そのときに気づいたのです。


「行動や考え方を言葉にして伝えれば、もっと細かい能力を伝えてあげれば伝わるかもしれない。」

そして

「目に見えない『考える力』も言葉で伝えれば力になる」

と考えました。

それから僕はひたすら言葉で能力を見つけようとしましたし、
今でも考える力や行動で見える力は言葉で伝えています。


能力を言葉で伝えられるメリットは他にもあります。

それは子どもにも
能力の得意不得意を伝えられるというメリットです。

語彙力・表現力・具体性・抽象的な見方・正確さへのこだわり

などなど、人が持っている能力の幅は
言葉の数が広がれば広がるほど多くなるのです。

だから生徒たちにも堂々と

「細部へのこだわりは良いところ。それがイライラの種にもなってしまうので80%の満足を目指そう」

ということが言えるのです。
表現の幅を言葉で増やすこと。
それは両者にとってメリットしかありません。

子どもはやはり大人より言葉が少ないですからね。

自分の行動や考え方に言葉が与えられると納得できることって
大人でもよくあります。

そのときに与えられる言葉は

障がいに直結する言葉より能力に直結する言葉のほうが

納得できませんか?

こちらのメルマガでははじめて聞くような言葉もたくさんあるかもしれません。

でも、そのときにはぜひ
お子さんや自分にあてはめて想像してみてほしいのです。

そうすることで言葉の幅が広がり
お子さんへの伝え方も変わりますから。

引き続きメルマガをよろしくお願いいたします。

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