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突然、涙を流した生徒。生徒のモチベーションを変えた共感の「一言」

おはようございます。

発達個性育成講師の水野です。


発達個性がある子は

見た目やコミュニケーションからでは理解されない
ことが多いですよね。

それはママやパパにとっても悩みではありますし、

何より本人にとっても大きな悩みです。

一生懸命頑張っているのに理解されない
どうして忘れっぽいのか分からない
朝、起きなきゃいけないのは分かってるのに起きられずに辛い

など、年齢に応じても

困ったこと、悩み事はたくさんあります。


これは授業中でも同じです。


先日の授業中、その子はADHDの傾向があり書字も苦手な小学6年生のお子さんです。

到着して算数の課題をはじめるとすぐに

「疲れた。」


と言い始めました。
どうやら近くの公園で友達とたくさん遊んだ後で

疲れてしまったようなのです。


ただ、勉強をしたくないわけではなさそうでした。

しっかり着席もしているし聞く姿勢もありました。

そのため1問算数の問題を解いてもらったところ

貧乏ゆすりが始まったのです。

しかしこの貧乏ゆすりはその子にとって1つのSOSでした。


僕は一度、勉強を中断して次のように話しかけました。

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「今日は学校に行ってそのあと友達と遊んだ。だからあなたの頭の中には今日の出来事がたくさんあるでしょう。

人は夜になればなるほどいろんなことを頭の中にためておくので、今あなたの頭の中にはたくさんの情報があります。

そんな状態で新しいことを勉強するのは確かに大変だと思います。

だから一度スッキリさせましょう。

あなたは人一倍、頭にいろんな情報が残りやすいのです。

頭が辛いな、大変だな

と思ったときに無理なことは言いません。

ただ、そんな状態にあることを自分でも気づけると良いね。」

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するとその子はたちまち涙を流し始めました。


きっと共感してもらえたこと、自分が言葉にできなかったことを
言葉になったかもしれません。



発達個性があるお子さんたちは、もちろん人それぞれで考え方のクセがありますが、こうして理解されずに

叱られてしまったり納得できないことがたくさんあるかもしれません。

しかし、それこそが彼らにとって

もっとも気づいてほしいところの1つではないでしょうか。


不思議なことにその子は
そのあと

立ち直って

60分間の授業をしっかりやり終えました。

しかも、受け答えや計算も正確にやり切ったのです。

今回は泣くことでリフレッシュしましたが、どんな方法であれリフレッシュをすることは大切。

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