おはようございます！


発達個性育成講師の水野です。


先日起こったエピソードで、それを待っていた！

という瞬間に出会えたのでご紹介しますね。


間もなく中学３年生になろうかというその生徒は

中学１年生からの勉強を今しています。

昨日、一緒に1次方程式の練習をしていたときのことです。

何度やっても分からない
できない、

の繰り返し。
頭を抱えて「なんで自分はこんなにバカなんだ」

と悔しがる姿。


でも、僕にはできるようになるという確信がありました。

だから


「そうではない。言われた通りのことを、書かれた通りのことを、指示どおりに実施するように。」


と言いました。


もしかしたら
そんな怖いこと言うなんて・・・・と思われた方もいるかもしれません。


でもこれ、実は超・重要なことなんです。

こだわりが強い子はなかなか自分の方法を変えることができません。

それは問題の解き方１つとってもそうです。

それは意地ではなく

本当に考え方を切り替えられないのです。

その考え方を切り替えるためには


なかば強引であっても
１つの方法に切り替える必要がありました。

そして3度目の正直

方法を改めて教えて、もう一度チャレンジしたときのこと。


「あ、そういうことか！先生、今までの考え方でうまくいかなかった理由が分かりました！」

その生徒は大喜びです。

もちろん1回で完全に自分の考え方を切り替えることはできません。

でも、その後の問題演習では

段取りをしっかり確認してから問題にチャレンジすることができました。


自分の考え方へのこだわりを切り替えることで

問題ができるようになることもあります。

もしかしたら、お子さんが勉強につまずいている理由も


考え方へのこだわりがあるからかもしれません。
K-ABCⅡからそのこだわりの正体を
探ってみませんか？
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「なぜそこでつまづく？」
K-ABCⅡ講座～認知心理学から見る子どもの個性～

日時 2023年3月11日（土）20:00～21:00

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