こちら、毎回濃い内容をお届けしているので
ぜひ参加してお子さんの個性を見つけてくださいね。

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「なぜそこでつまづく？」
K-ABCⅡ講座～認知心理学から見る子どもの個性～

日時 2023年3月04日（土）20:00～21:00
2023年3月11日（土）20:00～21:00

※同じ内容です
※お申し込みはこちらから
https://forms.gle/BXRWbhMEeQ4mnRUEA
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昨日配信したメルマガをご覧になっていただけましたか？

個性を言葉にできると子どもがどう変化するのか事例をご紹介したいと思います。


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Ｄ君（中学３年生）

（ご相談）
不登校気味で友達とのコミュニケーションもとれず、
学習状況も小学生からやり直しが必要
家では教えていても全然定着しなくてこの先のことを考えると
どうしたらいいのか分からない
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家であれ塾であれ
勉強を教えているときに
「理解してないなあ」と思うと


どうしても

あの手この手を使って理解してもらおうとしますよね。

説明を仕方をかえたり

例え話を交えてみたり。

答えを読ませてみたり。

でも、それさえもこの子には通用しませんでした。

どれだけやっても

成績が伸びないのです。

「なんで理解できないのか分からない。」

それならばもっと簡単なところからやってみたらどうだろうか？


試しにチャレンジした小学１年生の

漢字ドリル。

さすがに覚えられるだろうと

考えたのも束の間、


その期待も裏切られることとなります。


その結果は

まったく、


覚えられていない。

「これ以上、何をしてあげたらいいのか。」


万策尽きたかに思われたとき、

僕のところを知り合いから聞いて、相談に来てくれたようです。


これまでの経歴を聞いてあることに気づきました。



この子は処理速度が他にくらべて

ゆっくりだったのです。



それはつまり、
見て、インプットして、理解して、アウトプットするまでの
時間がかかるということです。

しかし、周りは反応速度なんて

気にもしません。

そうですよね。

学校では
書くのが遅ければ


集中力が足りない
何をそんなに時間がかかっているんだ！

「え？それも分からないの？」


もしかしたらそんなことを言われたことがあったかもしれません。


「自分では分かっていてもできないんだ。」

授業をはじめたとき、その子は不安そうにそう言いました。

授業中、

確かにその子はぼんやりしています。

それでも反応速度が遅いと分かればすべきことは
１つです。


それは教え方を工夫することでも

ハードルを下げることでもありません。

反応するまでのルートを作ってあげることです。


その結果が次のような一場面を生むまでになりました。

「Ｄ君さ、前に比べて反応速度上がったよね。」

「そうなんですよ！！自分でもそう思います！」


本人でさえ実感をもっているんです。

まさに反応するまでのスキルが上がった瞬間です。


ちなみに小学生からさかのぼる必要はまったくありませんでした。

確かに中学校の勉強はこれから猛スピードで勉強していきますが、

それでも

勉強するために必要な大事な力が身についたなら

これからどんどん学習速度も加速していくと思いませんか？


本人の持っている力を発揮させてあげれば、何もさかのぼって勉強する必要もないこともあるのです。

もしかしたらお子さんの隠された力が発揮できるかもしれません。個別相談でその隠された力を見つけてください。
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