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正しい期待の仕方と、間違った期待の仕方。ピグマリオン効果を上手に活用する

おはようございます。
発達育成講師の水野です。

もう少し自分から勉強してほしい。
もっと忘れ物を減らしてほしい。

子どもに対して完璧とまではいかないまでも

せめてここだけは!と思うようなことがありますよね。

僕の場合はどうしてもワークを忘れてほしくなかったり

せめて授業中だけはネガティブな発言を避けてほしい

のように願いを持つことはしょっちゅうあります。


でもなかなかその願いというか、期待通りに行動してくれないのも子どもです。


今回はそんな子どもの期待通りの行動をうながす

心理学をご紹介します。


ピグマリオン効果というのを聞いたことがありますか?

これは

相手に対して知識を身につけることや意欲向上を期待することで

相手が期待に応えようと行動することです。


教育の現場で使用される言葉ですので教室では採用されていることも多くあります。


このピグマリオン効果を上手に活用すると

結構子どもがやる気になってくれます。

例えば

「学校でまた相手に手を出してしまって先生に怒られたが、自分は納得していない。反省していない」

という子がいたとします。

この子に対して普通は「反省しなさい。」と声をかけますが


ここに一つ加わるだけで実はガラッと印象が変わるのです。

それがピグマリオン効果の導入です。

今回の例であれば


「反省はしたほうが良い。ただ、それはこれからのあなたにもう手を上げなくても生活できるようになるという期待があるからだ。」

となります。

これで実際、手を出さなくなったお子さんがいました。


また

勉強ができずに自分は全然ダメだと考えていた生徒も

「今すぐできる必要はない。もちろんすぐできるとも思っていない。これからに期待している。」

というように声をかけるようにしています。


このように
ピグマリオン効果は勉強に限らず、いろんな場面で使うことができます。

もちろん嘘は言えません。

例えば

「君なら絶対に宇宙飛行士になれるよ!」とか
「君なら間違いなく東大主席にだってなれるよ!」

とか、本人の能力以上のことを求めるのは逆効果です。

すると適切な期待の仕方って難しそうに思えますよね。


でも実際は


簡単です。


ポイントは


「これからに期待している。」という一言を添えるかどうかです。


この「期待」に断定を加えると失敗します。


例えば

「今度のテストで80点取れることを期待しているよ」

だと期待ですね。

「今度のテストで80点とれるから期待してるよ。」

だと断定です。


これでは「80点とれるって言ったのに!」と、反発される可能性だってあります。


結局のところその目標がかなうかどうかは本人の努力次第です。

だからピグマリオン効果を上手に活用するためには


そのやる気を後押しする一言が大事なのです。

「できるよ!」ではなく「期待しているよ。」です。

ぜひ一言添えて見てください。


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