今回は
こだわりがあってなかなか内容理解が進まない生徒に向けて、

その理由とスキルアップ方法をお届けします。


こだわりがある子の場合


推論機能が弱いです。


推論機能は国語で言えば
・前後の文脈から内容を考えたり
・文字の意味から類推して読み方を考えたり意味を考えたり

こうした力に関連します。

例えば

「青空」は「青い空」のことをさしていると分かるけれど、

「点呼」は「点を呼ぶ？？」というように解釈している可能性があります。


「体操選手が一列に並んで点呼を行った」というような文章も
前後の文脈からではなく

「体操選手が点を呼んだ？」というような理解になっている可能性があるんですね。


これは推論機能を高めるのは時間がかかるので

他の方法でおぎなってあげます。


それは


語いの数を増やすこと。

余談ですが、こだわりがある子たちの中で言葉巧みに話す子たちは多くいます。

もしかしたらこだわりのある子たちは無意識に自分のバランスをとっていたのかもしれませんね。


ただ、語いの数を増やすだけでは実は不十分なんです。

実はさらに大事なことがあります。

それは定義をつけてあげること。


言葉の数を覚えるだけではどうしても使い方があいまいだったりちぐはぐになってしまいます。

そのため

その言葉がどんな意味で、どんな流れで使われているのか


定義を明確にしてあげることが大事なのです。

こだわりがあると内容理解にこうしたつまづきがあるかもしれません。


「どんな意味だと思う？」と聞いてあげると意外な言葉でつまづいているかもしれません。


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