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メールマガジン バックナンバー
コミュニケーションの力も変えることができると確信した理由
今、僕のところでは知覚推理が苦手な大学生が1名勉強しています。
この生徒との付き合いは7年にもわたります。
こうして長くお付き合いさせてもらえるのは本当に嬉しいことです。
この生徒はコミュニケーションが本当に苦手だったんです。
どんなふうに苦手だったかというと・・・
✔話の文脈に沿って返すことが難しい
✔なぜか切り返しが薄っぺらく聞こえてしまう
これは知覚推理という機能を働かせることが苦手なために起こる
コミュニケーション上のつまづきです。
本人はもちろん悪気がありません。
もう2年くらい前からになると思いますが、この生徒の
コミュニケーション能力は出会った当初と比べて格段にレベルアップしています。
すごいと思うのが、
学術的な内容でもしっかり筋道たてて話すことができるようになったということ。
大学生ですからね、内容が専門的なのです。
それでも論文は読めますし、しかもその内容にそって
自分の主張までまとめられるようになりました。
ここまで成長できたことの1つとして
「キーワードの定義を考えるようになった」
というのが大きいでしょう。
知覚推理機能が苦手だと、こうした定義から推理するのも苦手だったのです。
今日はその生徒と授業おさめ。
思い切り褒めてこようと思います。