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メールマガジン バックナンバー
先生のところに来ると安心する・・・生徒の嬉しい声
おはようございます。
発達個性育成講師の水野です。
以前、生徒から
「先生のところに来ると安心するんですよね~」
と言ってもらえました。
この子はこだわりが強いところがあってなかなかのネガティブなのです。
でも、僕は宿題を免除したり優しくした記憶はありません。むしろ
「さあ、勉強をやるんだ。」と拍車をかけています。
まさかそんなことを言ってもらえるとは思っておらず。
嬉しいですね。
ときどき他の生徒さんからも
「話していると安心する」と言ってもらうことがあります。
多分、意識していたことが実ったのかなと思います。
今回はちょっとだけ、僕が普段どんなことを意識して子どもと話しているのかご紹介しますね。
(1)簡潔に話す
冗長にならないように心がけています。
特に自閉傾向が強かったり、集中力の持続時間に合わせてよりコンパクトに、1つずつ話しかけています。
(2)「でも」の表現を使わない
これはもうクセのようなものですね。
「でも」の代わりに
「あらそうなの。」とか「あそう。」「そうなのね。」
です笑 特に「あら。」はよく使います。
すごい便利なんです。
相手の会話を肯定してその上で反論することはありますが、最初から「でも」と使うことはめったにありません。
(3)感情的にならない
あまり感情のアップダウンが起こらないようにしているので、言うなれば返してほしい言葉が返ってくるだけのロボットのようなときがあります。
特にネガティブな話題があったときには本当に「ふうん。」くらいにしか考えていません。それ以上共感してもお互いにメリットがないからです。
そんなときこそ建設的な言葉の投げかけが重要なので、どうしても我慢できないときはクールダウンしてから臨みます。
受け流すのが上手な人はおそらく同じ傾向があるかもしれませんが、
一番は「余計なことを言わない。」だと思います。
僕はその生徒に対して勉強をさせますが、
「さあ、勉強をはじめましょう。」
「解いてみましょう。」
と、伝えるべきことだけを伝えています。
これがもしかしたら安心材料の1つだったのかもしれませんね。