mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
勉強に習慣にコミュニケーション。 自分で必要性を感じるまで待つべき?それとも教えるべき?
これまで自閉傾向にあるお子さんにまつわるお話をしてきました。
昨日のメルマガはご覧になっていただけましたか?
昨日のイメージ図が今回も参考になると思いますのでちらっと見てみてくださいね。
イメージ図
ところで自閉傾向にあるお子さんの特徴として
✔学習内容が偏る
というのがあります。
それはコミュニケーションであっても勉強であっても、言葉であっても習慣であってもです。
規則的なことを好むお子さんにとって新しいことを学習するのは
不規則な変化を一から整理して規則的にしていかなくてはなりません。
(これと似たことが食生活にもいえそうです)
新しいことを学習するのは苦手な傾向にあるのです。
だから実をいうと
「本人の好きなこと、やりたいことを優先していればいつか強みが見つかる」
というのはなかなか難しいかもしれません。
無理なのではなく、
打開するまでに時間がかかりますし、それは本人にとって苦労の多い道になるかもしれません。
だからこそ周りからのサポートをもらいながら少しずつ世界を広げていくことが重要になるのです。
新しいことを学習するタイミングや内容は人それぞれですが、
社会の中で自分の能力を発揮するためには自信が大事です。
そのためには「うまくいった!」という体験が欠かせません。
その個性が発揮できるようにするためにも、
少しずつ世界を広げていってあげるサポートができたら良いですね。