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算数障がいの判断とサポート方法
学習障がいについては今日が最後となります。
算数障がいはもしかしたら一番なじみがないかもしれませんが、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
◇算数障がいの判断
◎コミュニケーションは自然にできる
◎漢字を覚えたり知識を覚えることができる
◎計算能力は学年相当に身につけることができる
◎目の動きは自然に動いている
◎本を読んだり教科書を音読したりすることに苦手さがない
◎腕の動きや力加減は自然である
◎落ち着いて座っていられる(多動傾向がない)
◎運動神経は標準的
なのに・・・
✖計算だけ極端に苦手
✖公式を一向に覚えられない
こうした場合、計算は電卓を使うのがおすすめです。
以前であった子は頑張って計算しようとすることがありました。
意欲を失いたくなかったので、自分でも計算できるところは計算してもらい、残りを電卓を使って計算していたりしました。
公式利用も比較的苦手でした。そのため何を代入するのかを1つ1つ確認しながら勉強していました。
計算し終わるまでに時間はかかりますので、あたたかく見守り、計算量は減らしてあげるのがポイントです。
言葉の論理性や文章読解はできますので、それらを長所として伸ばしてあげると良いですね。
これまで3つの学習障がいについてご紹介してきました。
繰り返しになりますが、学習障がいの判断はとても慎重に行われます。ポイントを1つ1つ確認してみてくださいね。
正確な判断にはK-ABCⅡがおすすめです。
K-ABCⅡには学習尺度をはかる検査があります。
読み・書き・計算のどの技能が苦手かをはかることができますので、
学習障がいの発見に役立てることができます。
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