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メールマガジン バックナンバー
言語理解と推論機能〜言葉で押し切られる前に知ってほしいこと〜
おはようございます。
発達個性育成講師の水野です。
先日のメルマガはご覧いただけましたか?
言葉って身近な分、意識を向けると実はつまづいていることが多いので、まだの方はぜひ昨日の投稿もご覧になってくださいね。
さて、言語理解が高くて推論機能が弱い場合についてご紹介したいと思います。
これは衝動性もあるのですが、
子どもは目の前で欲しいものがあったりやりたいことがあったりするとまずは感情をともなって伝えてきます。
でも、何から何までかなえてあげることはできないですよね。
基本的にはご家庭ルールがありますし、
「好きなことをやらせてあげるのが大事」なのも分かりますが・・・
必ずしもそうではありません。
繰り返しますが衝動で抑えがきかなくなっている場合があるので、
むしろこうした衝動コントロールのほうが重要です。
でも、ときどきこんなことがあります。
それが
「屁理屈ばかりで言い負かされてしまう」
ということでした。
お話を聞いていると確かに屁理屈は屁理屈なのです。
なぜなら・・・
言葉や理解が構造化されていないから。
こうした子どもの話している内容は構造的になっていないことがあります。
衝動的に話す場合はその場の衝動を抑えるためにあらゆる言葉を使って解決しようとします。
だから論破されてしまうこともあるのですが、
実は本当に必要なのは構造的に話を整理して理解が得られるようにしてあげることなのです。
明日はその方法についてお話ししますね。