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積み木問題に代表される知覚推理とは
おはようございます!
めっきり寒くなってきましたね。そろそろ紅葉狩りにでも出かけたい気分です。
これまでワーキングメモリ、処理速度と解説してきました。
今回は知覚推理について、お届けしますね。
積み木の問題を知っていますか?
積み木が積まれていて、その積み木はいくつあるかを答える問題ですね。
知覚推理と呼ばれる認知機能が弱いと、この問題に答えることが難しいことがあります。
☑図形の問題が特に解けない
☑相対図形が書けない
☑物語の読解文が苦手そう
などでつまずいていたらこの知覚推理が関係しているかもしれません。
◇知覚推理とは
「目で見た情報から推理し、論理的に考えて背景や場面を理解しようとする力」です。
例えば先ほどの積み木問題だと、
「積まれているなら後ろにも隠されているだろう」
という推測が働きます。
特に高さがあって裏側が見えないとき、
浮いている、なんてことは考えませんよね。これは私たちが暗に
積まれているなら下にも積み重ねがあるはずだ
だから見えていないだけだ
そして見えていないところには同じ大きさの積み木があるはずだ
だから見えている情報を頼りにすれば、見えていないところの個数も分かるはずだ
という推論を瞬時に積み重ねて答えを導き出します。
つまり、知覚推理が働かないということはこの過程が生まれないということです。
では、知覚推理が苦手だとどうなるのか?
それを明日、お伝えしたいと思います。
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