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処理速度が低い子へのサポート方法

では実際に処理速度がゆっくりな子に対してどのようなサポートをしてあげれば良いのかご紹介します。


方法①「処理の時間を与える」

処理速度がゆっくりなだけで処理ができないわけではありません。

そのため処理しきるまでの時間が必要です。ただ、この処理速度を厳密に「~秒」と測定することは難しいと思います。

そのためまずは
「時間制限を設けない」というのがポイントです。

時間制限があると分かっていても、ゆっくりなのです。
まずは時間をかけてでも良いので1問1問、着実にこなしていくようにしましょう。


方法②リピートしてもらう&音読してもらう

会話でも有効活用できますが、まずは実際に伝えた内容をリピートしてもらうようにしましょう。

これはつまり、実際に声に出してみる

ということです。

この方法によって処理能力を活かすイメージですね。

音読は国語に限りません。
英単語の練習でもできますし、算数・数学の文章問題でも活用できます。

方法③目の前に文字を表示し、その単語や言葉をもとに文章を作成してもらう

処理が苦手な子たちの中には言葉の処理が苦手な子がいます。
そういった子は

頭で言葉をつなぎ合わせ、文章にすることが苦手

という傾向にあります。


たとえ最近習ったような言葉やみんなが知っているような言葉でも、


・アウトプットするまでに時間がかかる
・知っているけれど出てこない

ということが多くあります。

これは「語彙量が少ない」と誤解されがちですね。

確かに語彙量が少なく思われますが、やや異なります。

知っているけれど出てこない。

というのがより正確です。

そのためまずはアウトプットできる語彙を増やすために、
こちらで語彙や単語、話した内容を見えるようにしてあげるのが良いですね。

そうすると何を言ったかが分かり(読む時間は必要)、語彙を使おうという気持ちも生まれ

ひいては新しい言葉のアウトプットにもつながります。


基本的にはアウトプットまでの時間を与えてあげるというところがポイントです。

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