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メールマガジン バックナンバー
理解がおそい?理解できていない?実はゆっくりなだけかもしれない「処理速度」とは
時々、保護者の方からこんな相談を受けるんです。
「学校の先生に言われたんですけど、どうも子供が内容を理解できてないんじゃないか」
確かにテストの点数は上がっていないですが、その子は授業態度は真面目で真剣に聞いている様子。
本人も「聞いているよ」と話している。
実は発達個性がある子の中には処理速度がゆっくりで、内容を理解するまでに時間がかかる子がいます。
今回は処理速度にまつわるエピソードとともに、処理速度のゆっくりな子たちがどのように勉強していくのが良いかをシリーズにしてお伝えしていきますね。
・処理速度とは何か
処理速度とは
「視覚から入った情報をインプットし、処理してからアウトプットするまでの早さ」
のことです。
よく例として出されるのは
・学校の板書が追いつかない
・言われたことを理解しながら書くことが難しい
・集中力がすぐきれる
があります。
処理速度も学校の勉強やコミュニケーションと深くかかわってくる認知機能ですね。
次回は実際に学校の学習でどんな難しさがあるかを詳しくご紹介しますね。