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勉強できない子が「計画的に考えることができた!」と喜べる理由

こんにちは。発達個性育成講師の水野です。

日々、子どもたちと接しているとその変化にとても驚かされることがあります。
その変化はもしかしたらとても小さい変化かもしれませんが、でも本人の行動が明らかに変わったこともあります。

勉強できない子が勉強できるようになるためには次のポイントが欠かせません。
それは

①今、できていることを見つけること
②次に何をしたらよいかがわかること
③自分で「できた」と思える瞬間を重ねること

今何ができているかが分からないと次に何をしたらよいかがわからないですよね。
特に発達個性がある子もテストの評価が重視されがちです。すると学力のみの判断になってしまうため、目の使い方や認知機能のところでできていることがあっても見落とされてしまうんです。

裏を返せば体の使い方や認知機能のところでできていることがあると分かれば実は本人にとって大きな自信につながることがあるんです。

さて、勉強が苦手な子たちは「どうやったら算数や国語でいい成績をとることができるか」を考え「自分にはできないかもしれない」と考えるようになります。

しかしそもそも科目学習を行う上では認知機能(考え方)の発達や体の使い方(手と目の協応)が成長していないと、科目学習がうまくいかないことも多いのです。

裏を返せば根っこの認知機能を育てることができれば学習に生かすこともできるようになるので、私たちのところでは認知機能に対するアプローチを重視しています。

認知機能とは
計画的に考える、論理的に考える、組み立てる、順番に考える、同時に考える、といったように考え方を表します。


実はこの言葉を与えるだけでも本人に自信となることはあるんですよ。

「今日は計画的に考えることができたね」「組み立ての順番がうまくいったね」「頭の片隅に別のことを覚えていられたね」といったように。

するとタイトルみたいに「今日は計画的に考えることができた!」といったセリフとともに自分にもできることがある、という自信につながっていきます。

つまり、考え方を評価してあげるということですね。

これは体の使い方でも通ずるところがありますのでそれはまた次回に。

まだまだしてあげられること、たくさんありますよ!

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