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「時計が読めません」その理由とは解決策
こんにちは。
発達個性がある子の学習講師の水野です。
時計の練習をするときって
意外にいろんな表現と数字の感覚の違いがあるんです。
例えば
2時15分
と
今から15分後
これだけで
今の地点を表す数字の使い方と、今の時間(たとえば2時20分)から増やす時間の使い方があります。
厄介なのは特に後者ですね。
今まではさしてる時間を教えてきてもらったのに今度はさしてる時間から、しかも同じような数字で足していかなくちゃいけない。
しかも長針が3⇒5になれば10分経過、なんて
意外に難しかったりします。
また、
○分後と○分前と言われたときにこれが感覚的に「うしろ」と「まえ」という、イメージでいると
どっちが「進む」でどっちが「戻る」かが分からなくなるときがあります。
基本的には実物を使って練習するのですが、あえて直線矢印を書いて説明することもあります。
時間の進む、戻るをよりイメージしやくするためです。
中にはどうしても時計盤では時計がわからない子もいます。
そのため
時計盤の練習が難しい場合は
デジタル時計を使って時間に慣れるところから始めるのも良いですし、
デジタル時計で時間感覚がつかめるのならデジタル時計中心の生活を作ってあげるのも良いですよ。
まずは実物と矢印、そしてデジタル時計を使ってみてはいかがでしょうか?