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メールマガジン バックナンバー
「先生は発達障害ですか?」という質問にお答えします。
こんにちは。
ときどき「先生は発達障害ですか?」
と聞かれることがあるのでお答えしますね。
これは僕は「違います。」
とお答えしています。
面白いのが
質問されるタイミングが
子どもの特性について説明し終わったり、発達個性について説明し終わったりするタイミングが多いので
きっと
すごいリアルに伝わってるんだろうな。
と思っています。
確かに僕はそういう発達個性、ADHDとかASDには当てはまらないと思います。
でも、似たところはあるんですよね。
ただこの似たところというのは誰もが共通して持っている
考え方や反応の仕方だったりするので
結局は認知の仕組みや考え方の傾向を説明すれば
誰にでも当てはまるところはあるのだと思います。
でも、だからといって
「自分にも似たようなところがあるから大丈夫だよ。」とは決して言いません。
だって
その「似たようなところ」の差がすごいあって困っているのだから、その困っている所を理解してあげたいじゃないですか。
そう考えると「似たところはある。それでその一部がすごく苦手なんだとしたら、生活とか勉強もやりづらいだろうな。」
と思うのです。
そしてADHDやASDという言葉にとらわれずに
なるべく個性を具体的にしてあげればもっともっと光る能力や本人の自信にもつながる力が見つかるんじゃないかと
考えています。
だからときどき説明がまどろっこしくなるのですが(笑)
なので、細かいところを見てあげるのは重要だなと
改めて実感しています。