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感覚脳と統制脳。賢くなるには両方を育てることが大事。

こんにちは!

発達個性がある子の学習指導講師 水野のりあきです。

僕は発達個性を説明するときに

「感覚脳」と「統制脳」

という2つの言葉を使って説明します。

これが何を指しているかと言うと

感覚脳が「嗅覚・味覚・触覚・視覚」といった感覚的に手に入れた情報にもとづいて行動したり判断したりする脳ですね。

統制脳は「感覚やこれまでの経験・目の前の情報を頼りに統制・組立・計画・抑制・比較」を活用して行動したり判断したりする脳です。

もとをたどれば小脳と前頭葉のところです。


「どっちが良い」ということではなく、基本的に日常生活ではこの2つの脳を、情報が行ったり来たりしているんですね。
その量と速さには個人差があります。


すると発達個性がある子のうち
多動性の子たちは比較的感覚脳で判断しているんだ、というふうに思えるんです。

感覚脳で判断していることは悪いことじゃなく大事なことです。

でも、感覚脳だけだとどうしても衝動的になってしまうので

記憶する練習とか計画する練習とか集中する練習を通して統制脳を育てよう

という風に見ています。

脳の構造や認知機能から発達個性を見ると結構

分かることがたくさんあります。

ご紹介していきますね。

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