こんにちは！

発達個性がある子専門の学習講師の水野です。

「相手の表情を読み取ることが苦手」

としばしばいわれる自閉傾向にある子たち。

確かに相手の表情から特徴を分析して読み取るのは苦手だったりするんですよね。

でも、それよりもっと知ってほしいことがあります。

それは



本人は本人なりにコミュニケーションをとろうとして努力してきた

ということです。

家や学校でコミュニケーションをとる場面はたくさんあります。

でも、そのような場面で本人なりに努力してとったはずの

コミュニケーションがうまくいかず

孤立していってしまったら？　「伝わらない」という経験をたくさんしていたとしたら

どう感じるでしょうか？

きっと「誰もわかってくれない。」「自分には誰かと話すことはできない。」

と思うのではないでしょうか？

でも、その子にとって大切な共通言語がある場合もあれば

１つのきっかけで言葉がたくさん出てくることもあります。

同じように

表情の読み取り方が分かれば

コミュニケーションしてみようと思うこともあります。

実際にある男の子は

表情の多彩さを学習したことがきっかけで

それまで関わることのできなかった同年齢の子と関わることができるようになりました。

そのために使ったのは漫画やアニメなのですが・・・

そのお話は明日またご紹介しますね。