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ADHDと自閉症は明確に区別できる??グレーゾーンと複合型の子たち
こんにちは。
発達個性がある子に学習指導をしている水野です。
ADHDと自閉スペクトラム症は皆さんのなかでどんなイメージがありますか?
例えばADHDだと
✔落ち着きがない
✔授業中に他のことに気を取られる
✔集中力が続かない
自閉スペクトラム症だと
✔こだわりがある
✔相手の立場にたって考えることが難しい
学習障がいは
✔読みだけが極端に苦手
✔書くことが極端に苦手
✔計算が極端に苦手
こうした傾向があります。
ADHDや自閉スペクトラム症、学習障がいはそれぞれさらに
強いのから弱いのまであり、グレーゾーンと呼ばれる境界も存在します。
そもそもスペクトラムが「あいまいな境界を持ちながら連続していること」をさします。
そしてADHDと自閉スペクトラム症がミックスされている場合もあります。
落ち着きがなくこだわりが強い、
集中力はあるが単純処理が苦手
など、その傾向は本当に様々なんです。
そのためADHDと自閉スペクトラム症を明確に区別することは難しいし、かえって明確に区別するとその子らしさが見えづらくなるのでは?
と考えているため、あまりADHDや自閉スペクトラム症といった定義にとらわれないようにしています。
ここに「一口に発達障がいと言っても千差万別」と言える理由があります。
枠にはめて考えようとしてしまうとかえって個性が見えにくくなってしまう場合があるからです。
ただ、たしかに特性にパターンはあります。
それらのパターンをむしろ1つ1つ言葉にしていけばその子らしさが生まれてくるので、
あまりADHDや自閉スペクトラム症という言葉に限定されなくていいんじゃないかなと
思います。