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老化の原因「糖化」について

11月も今日で終わり。
この時期になると、きまって、今年やり残したことはないかしら?
今年のうちにやらなくては・・・と、
何かと気忙しい時期を迎えております・・・。

さて、今回は老化の原因パート2「糖化」についてのお話です。

そもそも糖化とは何なのか?
「酸化」はよく耳にすると思いますが、「糖化」はまだまだご存じない方も多いのではないでしょうか?
前回もお伝えしたように酸化は「体のサビ」と言われるのに対して、糖化は「体のコゲ」
とも呼ばれています。

“糖化は、食事などから摂った余分な糖質が体内タンパク質などと結びついて、細胞などを劣化させる現象です。”
これが進むとお肌のシワやくすみ、シミなどとなって表れます。
それだけでなく、糖化によってつくられるAGE(最終糖化産物)は内臓をはじめとする体内組織に作用して、多くの病気の原因となることが知られています。
さらには、動脈硬化や白内障、アルツハイマーとの関連も指摘されているのです。
ではどうすれば糖化を防ぐことができるのでしょうか?

糖化の原因は糖質の摂りすぎ・・
糖質とは炭水化物や甘い物、お菓子類に多く含まれています。
その糖質の過剰摂取によって余った糖は身体に蓄えられます。
血液中に20~30g、筋肉に150~200g、肝臓に200~500g
それでもいっぱいになったら脂肪細胞に溜め込められていきます。

私たちの体のほとんどはタンパク質で構成されていますが、そのタンパク質が過剰に摂取された糖質と結びつき、本来の役割を果たせなくなります。
そして糖化反応が起きAGE(最終糖化産物)が作られます。
【タンパク質+過剰な糖⇒AGE(最終糖化物)】
このAGEが老化促進物質として様々な健康被害をもたらします。

糖化により引き起こされる健康被害とは?
・肌の老化、シワ、くすみ、シミ、たるみ
・動脈硬化、糖尿病合併症、非アルコール性脂肪性肝炎、認知症、骨粗鬆症、白内障、ガン

糖化の予防法とは?
・糖質(炭水化物、甘い物、お菓子類)を摂りすぎない。
・食事は野菜類から先に食べる。
・食物繊維の多い野菜、海藻、イモ、豆類を多く食べる。
・低GI食品の摂取を心がける。
・GI値60以下の食品(玄米、ライ麦パン、そば、アガべシロップ、納豆、ヨーグルト)

その他にも血糖値が一番上がるのは食後1時間。この時に運動するのが重要です。
30分~1時間のウオーキングは、糖化のリスクを減少させることができるだけでなく
様々な生活習慣病に対しても有効です。有酸素運動なども積極的に取り入れましょう。

糖化は「老化」と「病気」の大きな要因です。しかし、自分の努力次第で糖化を
抑制することができます。
若さと健康のために、これらのことをぜひ参考にしてください(^^♪

次回は老化の原因パート3「炎症」についてお話しいたします。
それではまた!

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