こんにちわ 旭川市で鍼灸院を営み妊活鍼灸に取り組んでいる川畠裕子です。 このメルマガでは妊活中に知っておいた方がいい豆知識を定期的に配信していきますね。

妊活豆知識⑦

胚の評価について

皆さんグレードと言ってもよくわからない方が

多いので簡単に解説しますね。

胚の質は見た目や成長スピードなどで判断されます。

初期胚と胚盤胞それぞれで評価の方法が違います。

（用語の解説）

○フラグメント・・・胚が分割する時にできる小さな粒のような細胞の断片。それが多い胚の細胞成分が少なくなってしまいます。そのために成長が妨げられ、着床率が下がるとされています。

○タイムラプス・・・カメラが内蔵されている培養器。培養中の胚を24時間定期的に観察し、動画撮影ができる。これまでの培養器は１日１回は培養器を開け、胚を出して観察する必要がありました。しかし、繊細な胚にとっては少しの温度や酸素濃度、光の変化が成長に影響を与えてしまう懸念がありました。これによって随時パソコンで確認できるため胚移植の優先度を判断しやすくなりました。

◉初期胚は数字の小さいものほど良好

◉胚盤胞のグレードは３つの英数字の組み合わせで読み解く

例）３AB 

３→数字は成長段階。数字が大きほど成長している

A→赤ちゃんの細胞。Aが良好、Cが不良

B→胎盤になる細胞。Aが良好、Cが不良

胚の評価がそれほど高くなくても落ち込むことはありません。

あくまで目安でしかないのです。

そんなに高くない評価の胚でも授かっている方もいらっしゃいます。

淡々と今できる体質改善などを取り組んでいかれると結果に結びつきやすいかなと思います😊