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総勘定元帳のお話 No.3

みなさまこんにちは〜税理士の内山です。
内山義彦税理士事務所のメルマガを購読していただきありがとうございます!

前回のメルマガで事業関係書類の保存についてお伝えしました。

前回配信メルマガ→https://home.tsuku2.jp/mailmagDetail.php?scd=0000132180&mcd=61892

今回は総勘定元帳についてです。みなさま総勘定元帳って何かご存知ですか?
通称、元帳と呼ばれる会社や個人の事業の取引の内容を全て記載した書類です。
総勘定元帳も領収書などと同様に7年間の保存が必要です。
ただし、法人の場合には会社法で保存期間が10年と規定されているため注意が必要です。

総勘定元帳には全ての取引が記載されるため、過去にどのような取引があり、
それをどのように処理をしたのかが明確に分かります。
通常、税理士に申告等を依頼している場合、決算処理を完了し申告をした後に総勘定元帳を受け取るかと思います。
長年事業をしているような場合や、年間の取引が非常に多いような場合は総勘定元帳が増えていき、1冊毎の分厚さも増えていきます。

もう10年分以上あるから捨ててもいいか?とよく質問されます。場所も取る上に重いし、普段特別使うということもないのは事実です。
この質問をされたときに私はこう答えます。
「総勘定元帳は会社や事業を継続してきた証であり歴史です。なので会社や自身の事業の記録として取っておいてもいいのではないですか。」と。

捉え方は人それぞれですが、事業を継続することって大変でとても凄いことだと思います。
ただの保存書類ではなく、歴史の証としてしっかり保存していただきたいなと思います。

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