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税務的な内容ばかりでは面白くないので、趣味の話や日々の気付きだったりいろいろな内容をお送りする予定です。

今日は2月16日ということで、税理士業界としては所得税の確定申告期間のスタートです。
通常は3月15日までの1ヶ月間ですが、昨年に引き続き今年も期間が延長されています。
確定申告というと、事業や株取引を行っている人がするものでしょ？と思う方も多いかと思いますが、
近年では一般的な会社員の方でも確定申告が必要な場合や、確定申告をした方が良い場合があります。
日本人が確定申告に馴染みがない理由の1つに会社で行う年末調整があります。
会社員の税金の計算のほとんどが年末調整で完了してしまうため、自分で申告して納税するという意識が希薄だと言われます。
ちなみに欧米諸国はそもそも国民が自ら申告をして納税をするという国が多いです。

では、確定申告をしなくてはいけない方やした方が良い方とはどのような方でしょうか？
いくつかのパターンでお伝えします。

まず、確定申告をしなくてはいけない方は例えば以下に該当する方です。
①給与が年間で2,000万円以上ある方
②２ヶ所以上から給与の支払いを受けている方(場合によっては必要ありません)
③自営業など、事業収入がある方
④土地や家を貸しているなどで不動産収入がある方や株取引などで一定額以上の利益が生じた方

これらに該当する方は確定申告をしなくてはいけません。
①〜④の中で一番注意が必要なのは②に該当する方です。
近年は会社員の副業などが認められることもあり、副業での収入があるのに確定申告をしない方がいるようです。
そもそも確定申告をしなくてはいけない事実をご存知ない場合も多いのかなと思いますが・・・。

次に確定申告をした方が良い方は例えば以下に該当する方です。
①年の途中で退職し、再就職しなかった方や年内中に新しい職場から給与の支払いを受けなかった方
②1年間で支払った医療費が10万円を超えた方
③事業が赤字になっている方
④住宅を新築しローンの支払いがある方
⑤特定口座を利用した株の配当がある方

上記に該当する方は確定申告をした場合、源泉徴収された所得税が還付される可能性があります。
事業で赤字になって方は確定申告をすることによってその年の赤字を翌年以降に繰り越し、
黒字が発生した時に相殺できるなどメリットがあります。

確定申告が必要な方、した方が良い例に該当した方、自分の場合はどうなのかちょっと聞いてみたい方、お問い合わせください！
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