さて、突然ですが皆さんは、自分のお金をどこに投資していますか？
「投資なんてしていない」という方がいるかもしれません。
しかし、それは大きな間違い。

たとえばお給料は銀行口座に振り込まれますよね？
それは全額引き出さずに、ある程度は口座に残していると思います。
じつはこれも広い意味で「投資」。

銀行預金には金利がついて、預けているだけで殖えます……
これも投資であり、立派な資産運用なのです。
ただし、「殖える」といっても現在の日本の銀行が設定している金利は微々たるもの……
引き出し時にＡＴＭで時間外手数料などを取られれば、あっという間に消えてなくなるような低い金利です。

そこで『お金の小学校』では投資を薦めているのですが、「投資はリスクがあるから怖い」、「銀行に預けていれば、殖えないけれど減ることもないから安心」なんていう意見を耳にします。
果たして本当にそうでしょうか？

たとえばディズニーランドを例にとってみましょう。
07年の大人１日券は５８００円でしたが、20年４月からは８４００円となります。
もしあなたが13年前、将来ディズニーランドに行くために５８００円を銀行口座に入れていたとしても、ほとんど増えることはありません。
そして今年、いざ引き出したとしても、残念ながら夢の国に入ることは叶わないのです。

日本は長らく不況やデフレのなかにいたので実感できないかもしれません。
しかし、それでも確実に物価は上昇（＝インフレ）しています。
たとえば、これまで120円で買えていたジュースが150円に値上がりしたとしましょう。
それは言い換えれば、120円で買えたものが150円を出さなければ買えなくなったということ。
つまり、“お金の価値”がそれだけ下がったということです。

もしもあなたが「銀行預金なら減らない」と１００万円を預けていたとして……
はたして30年後、そのお金に“１００万円分の価値”は残っているでしょうか？
本当に減っていないといえるのでしょうか？

投資は決して儲けるためのものではありません。
物価上昇＝インフレに負けない資産を形成するための防御術でもあると、私たち『お金の小学校』では考えています。


お金の小学校開催イベント
「お金の小学校」
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「ポイント講座」
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