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メールマガジン バックナンバー
『成幸の法則2022』10.29
三流は、出会った瞬間に悪印象を与る
二流は、記憶や印象に残らない
一流は、最初の1分で「忘れられない人」になる
<安田正>
ビジネスや交友関係で、
「忘れられない人」になるのは、(覚えてもらうということは)とても大切です。
一流の経営者や営業マンは、一瞬で
「また会いたい」と相手に思わせることができるとも言います。
では、一流の人がしていることはどんなことでしょうか。
●自分の実績や得意なことをとにかくアピールする?
●声を張り上げて話すようにする?
●相手の目を見て力強く握手する?
残念ながらどれでもありません。
彼らがしていることの1つに、「会話のオチを考えて話す」ということがあります。
オチというのは「大きな意図」に基づくもので、設定したゴールに導くものでもあります。
オチを考えず、適当に思いついたことを話し始めると...
A:「最近筋トレ始めたんですよ」
B:「すごいですね」
A:「筋トレで思い出しましたが、息子が筋トレしすぎて腰痛めちゃって…」
B:「それは大変ですね」
A:「座ってると腰が痛くて勉強に集中できないらしくて…」
B:「それはお気の毒ですね…」
結果、話がまとまらなくなり、何が伝えたかったのかわからなくなってしまうのです。
これではかえって悪印象になってしまいますし、聞く人にとっては記憶や印象に残らないでしょう。
これがいわゆる三流、二流の人たちです。
一方でオチを意識して話すとどうなるのか?
相手との関係を深めるということを意図してみると、
A:「最近筋トレ始めたんですよ」
B:「すごいですね」
A:「会社の近くに新しくできたジムに通ってるんです」
B:「あ、あの建物がおしゃれななジムですね」
A:「知り合いを紹介したらお互いひと月無料らしいんで、今度一緒に行きませんか?」
B:「いいですね」
というように、オチをもつと、その方向に向かって会話を進めることができます。
さり氣ない会話でも、最終的にもっていきたい終着点を意識することはとても大事なのです。
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※シェア元は私のメンター
成幸コンシェルジュ
”見る人を幸せにする” 人見幸男先生です
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