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『成幸の法則2022』10.23
感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく。
<松下幸之助>
「当たり前」の反対語は何でしょうか?
それは、「有り難し」、すなわち「ありがとう」です。
便利な時代になりました。
スマホは、ほぼ全ての人の生活の道具になりました。
先日東京に行く機会がありました。
羽田から品川まで京急で移動しましたが、私の乗った車両の全ての人が、スマホとにらめっこ状態でした。
既にスマホは、あるのが当たり前なのです。
これは、生活の中の道具の話ですが、家庭や学校、職場の中で「当たり前病」が蔓延しているのが現代です。
この病は、心を蝕む厄介なものなのです。
学校の先生は、
子どもにちゃんと教えるのが当たり前、我が子をしっかり見てくれるのが当たり前、しつけをしてくれるのが当たり前...
こんなことがはびこれば、先生になろうとする人はいなくなってしまいます。
病院の先生は、
診てくれて当たり前、治してくれるのが当たり前、夜中に診てくれるのが当たり前...
全てが自分中心で、全く感謝の心が無い患者に親身になれるでしょうか。
救急車をタクシー代わりに呼ぶ人が多いとニュースでやっていました。
一度の出動で税金を5万円使っている勘定になると、レポートしていました。
「当たり前病」は世の中を殺伐としたものに変えてしまいます。
個人の生活でも、日常生活を送っていると惰性に陥り、多くのものが「当たり前」の存在になってしまいます。
例えば、「毎朝目が覚めること」は、決して「当たり前」のことではありません。
朝になっても目が覚めず、そのまま亡くなる人も少なからずいるのですから。
だからといって、「毎朝目が覚めること」に対して「有り難い」と感動を覚える人は多くないでしょう。
「ありがとう」をしっかり噛み締めましょう。
今日一日を、「有り難い一日」と捉え直し、全てに感謝の念を持って過ごしましょう。
争いは、「当たり前」が生み出す現実。
感謝の心、ありがとうの氣持ちは「平和」を創り出すのです。
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※シェア元は私のメンター
成幸コンシェルジュ
”見る人を幸せにする” 人見幸男先生です
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