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『成幸の法則2022』8.17
自分を偽りながら無理に続けていると、性格は曲がり顔がひきつり、しまいには病気になってしまう。
<高橋歩>
「ペルソナペインティング」という言葉はきいたことがありますか?
ほとんどの人は耳にしたことがないと思います。
「ペルソナ」とはラテン語で「仮面」という意味です。
ユング心理学で有名なユングが、ペルソナを「人格」と表現し、現在までそれが続きます。
ユングによれば、「私たちが他人にみせているペルソナ(人格)は、様々な状況や役割に応じたペルソナであり、それぞれの場面に応じてペルソナを使い分けている」そうです。
例えば私について考えてみると、父親として家族の中での自分と、志事のお仲間の中での自分は、幸動や言動か少し違うということです。
さて、本日のお題の「ペルソナペインティング」についてです。
これは、ストレスを避ける自己コントロール法の1つでもあります。
例えば、
上司からの信頼がまだ厚くなく、雑用ばかりを頼まれる事に、「自分はこんな事のためにこの会社に入ったのでは無い」と、ストレスを溜めてしまう人。
自分がプラチナカードのコンシェルジュだと思って、お客様の要望(上司の要望)に喜んで応えるというふうに「ペルソナペインティング」してしまうのです。
ペインティング、即ち意図的に人格を塗り替えてしまうということ。
不要なストレス回避になる対応です。
一方で、無意識に「ペルソナペインティング」してしまっている場合もあります。
例えば、ワンマンな上司に忖度して、自分の意見も言わず、表面だけを合わせていく様な対応です。
この場合は、自分のペルソナ(人格)を無意識に歪めているので、いずれ爆発的な「何か」が引き起こされる可能性が高まります。
地下のプレートが年に数センチずつ動いて、いずれ大地震を引き起こすように。
人間関係を見直してみましょう。
意識レベルが合致していないと、不要な感情のズレが生じ、ストレスになります。
すぐに整理できない関係なら、敢えて意図的に「ペルソナペインティング」して、前向きな時間を過ごすことが、明るい未来を築く上で大切な生き方なのです。
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※シェア元は私のメンター
成幸コンシェルジュ
”見る人を幸せにする” 人見幸男先生です
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