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『成幸の法則2022』8.13
問いを持った部族は生き残ったが、答えを持った部族は滅びた。
<ネイティブアメリカンの諺>
「旨い話」に乗ってしまったことはありますか?
例えば、
「1,000万円預けると、3か月後には2倍になる」といった、投資を装ったビジネス(?)が横行しています。
しかも情報を持ってくるのは自分の知り合いです。
その知人の自信の程や自分との信頼関係、説明者の巧みなトークで、1,000万円もの大金を、ほとんど調べもせず預けてしまう。
日本中に様々な形で、このような話が広がっています。
そもそも、1,000万円が3か月でどうすれば2倍になるのでしょう?
まさに旨い話です。
調べもせずに疑うのもどうかとは思いますが、「信じた」というより「乗せられた」状態で、まんまと1,000万円が自分の懐から離れていくのです。
そして、もう取り返せない。
さて、何故こんなことが後を絶たないか。
それは、楽して稼ぎたいと思っている人が多いということ。
楽して稼ぎたいと思っている人は、自分で一切勉強しませんから、自己責任という名の元、被害者になってしまうのです。
同じような人が、情報を伝えあって広がっていくうちに、「搾取されてしまうかもしれない不安」は薄まってしまいます。
勉強は時間もかかりますし、エネルギーも必要です。勉強が好きな人はそんなに多くありません。
そこに付け入られる状況が生まれます。
現代はインターネットの中で、いとも簡単に情報伝達ができ、常識と言われている多くのことが「誰かの恣意」で作られています。
もっともらしい文言や、作り込まれた映像は、それ自体が罠であっても私たちはいとも簡単に信用してしまうのです。
ほとんどの場合私たちは、仕掛けられる側にいます。
冒頭の詐欺まがいな「旨い話」にも仕掛ける側がいるということです。
「信じるな!」
それは、鵜呑みにするなということ。
「疑うな!!」
それは、やってもいないことを否定するなということ。
「確かめろ!!!」
しっかり事実を確認する姿勢が大切だということ。
肝に銘じましょう。
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※シェア元は私のメンター
成幸コンシェルジュ
”見る人を幸せにする” 人見幸男先生です
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