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『成幸の法則2022』8.8
勝てる、と思えば勝てる。勝利には信念が必要なのだ。
<ウィリアム・ヘイズリット>
鹿児島の「知覧特攻平和会館」の話は、以前にも触れたことがあります。
若くして命を国のために捧げた特攻隊員の手紙に、涙した人も多いことでしょう。
そこに記された最期の手紙は、そのほとんどが「母親」に宛てたものでした。
母の力がいかに偉大かを示すことに、これ以上の事実はありません。
しかし、父親がなすべきことも、しっかりあるはずだと思います。
育メンという言葉が定着した現代。
父親が育児に関わることは、とても意味のあることだと思います。
そして、母親にしかできないことがあるように、父親が父親にしかできないことがあることを自覚することも、大切だと思います。
では、それは一体どんなことでしょうか。
例えば、幼い頃から父親がやるべきことは「語ること」ではないでしょうか。
その習慣が家庭の中にあれば、思春期に子どもがぶれることもあまりないのではと思います。
背中を見せることも大切ですが、折をみて子どもに「信念」を語ること。
重要だと思います。
それは、「責任」と言い替えてもいい、父親の役割です。
そのためにも、自分の「信念」を育てることが大切です。
「信念」と言っても大袈裟に捉える必要はありません。
自分が常に意識している「軸」とでも言うものをしっかり語ること。
言い換えるなら、常に意識しているものが有るや否や、ということが問われるということです。
今日は敢えて、母親と父親の責任という観点で書いていますが、ビジネスにおいても、自分の責任を意識することはとても大切です。
一人一人が責任を自覚してこそ、そのチームや組織は前に進む推進力を得ます。
まさにチームとしての機能を発揮できる環境は、自分の責任を自覚した人の数でそのパワーが決まります。
家族を始めとした、自分自身が属しているコミュニティの中での「責任」を果たすという「信念」を育てたいものです。
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※シェア元は私のメンター
成幸コンシェルジュ
”見る人を幸せにする” 人見幸男先生です
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