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『成幸の法則2022』4.8

倦むことなかれ
<孔子>

「倦(う)まず、弛(た)ゆまず」という言葉があります。

私が好きな言葉のひとつです。

それは、飽きたり、怠けたりせず、励むことという意味。

根氣よくやり続けることの大切さを説いています。

「自覚者」という言葉は聞いたことはありますか?

それは正(まさ)しく「自覚」している人の事。氣づいている人のことです。

よく親は子に対し「○○しなさい」と言ってしまいます。

「早く寝なさい」

「帰ったら手を洗いなさい。うがいしなさい」

「しっかり挨拶をしなさい」

自覚者である親が、淡々とそのことをやり続けていると、いつの間にか子どももやるようになるそうなのです。

これは、志事でも同様です。

口で言うより幸動で示し続ける。その根氣が大切なのです。

「倦まず、弛ゆまず」です。

上司が部下に「何度言ったらわかるんだ!」と、こんな台詞を口にすればパワハラと言われるかもしれない時代です。

ならば、何度も何度も、「倦まず、弛ゆまず」言い続け、やって見せ続けることを選択するのです。

何かを浸透させようとするなら、自覚者が自ら率先して行うことがとても大切なのです。

今、コロナや戦争で、世界中の人々が生命や経済、社会の危機に怯え、出口が見えない闇の中で不条理な生活を余儀なくされています。

そんな、未曾有の状況下にある今こそ、「倦まず、弛ゆまず」の精神を魂に刻む必要があると思います。

私たちに求められる自粛や忍耐も、志事における目的・目標の達成意欲もこの言葉に収斂(しゅうれん)されます。

そしてそれは、成幸に向かって強く生き抜く道標になりうる姿勢だと思います。

私たちは今後ますます、人と協調したり議論したり、共生・共働する知恵も試されることでしょう。

「倦まず、弛ゆまず」努力し続ける「在り方」を身につけ、みなで成幸したいと思います。

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※シェア元は私のメンター
成幸コンシェルジュ
 ”見る人を幸せにする” 人見幸男先生です 

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